企業訪問

【17.01.01】次代を担う 次代を託す(7)

経営指針書作成で経営者の覚悟

  久安 貴史 会員 
螢劵汽筌后‖緝充萃役社長

 螢劵汽筌垢蓮久安重機運輸株式会社を創業した父親が、昭和六十一年に設立。建設機械レンタル、販売、修理の業務をしており、グループを通じ工事のトータルサポートを目指しています。
 久安会員は学校を卒業後、建設機械メーカーに五年勤務し整備、営業を行っていました。二十五歳の時に家業に戻ることになりますが、後継者しての自覚はありませんでした。そんな中、父親が別の事業を立ち上げマネジメントを任されました。しかし売上は上がらず、社員は次々と退職、経営の厳しさを痛感しました。将来の不安と葛藤しながら日々を過ごしている時に、同友会に出会いゲストとして参加した例会で報告者であった宗守会員の「いかなる困難な状況でも立ち向かう姿勢と勇気ある行動」に感銘を受けました。グループ討論では他の会員が自分のことのように親身に悩みを聞きてくれ、正に自分が今やらなければいけないことがここにあると感じ、その場で入会しました。
 入会した年に経営指針講座を受講しました。敷居が高い印象で経営者ではない自分には必要がないと思っていましたが、当時の副代表理事に将来自分が経営者になる覚悟があるのなら、良い会社をつくるための指針を作りなさいと勧められ、受講を決めました。受講が進むにつれて理念が明確になり、少しずつ不安が取り除かれ希望や自信が湧いてきました。今年の九月に代表取締役に就任し、経営者として指針発表を行いました。今後は社員が理解を深め行動できるように取り組んでいきます。
 現在同友会では、石川青年部会中日本ブロック担当として全国大会などにも積極的に出席しており、全国では参加者の学びの意識が高く刺激を受けています。また金沢実業クラブや白山市商工会議所にも所属しており、同友会と他の団体の連携を推進しています。
 業界は厳しさを増していますが、解体工事に特化した機械を導入し自社の独自性を高め、また同業他社とも協力体制を取り互いに共栄共存できる関係を築いています。
 久安会員は普段はお茶目で、周りは笑い声が絶えません。経営の考えは堅実で自社の強みや役割がはっきりしており、経営者の強い自信と覚悟を感じました。

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