企業訪問

【18.11.01】事業承継(29)

お客様の「困った」をトータルサポート

 \; 株式会社ヒサヤス
代表取締役社長 久安 貴史 会員

 (株)ヒサヤスは、1972年久安重機として創業、白山市を拠点に重機運搬を始めました。その後、建設重機を中心とした建機レンタル会社を設立、1994年(株)ヒサヤスとして社名変更しお客様に満足していただけるサービス、建設機械の修理、販売分野を増やし現在に至ります。
 久安会員は学校を卒業後、大手重機メーカーへ就職し5年間メカニックの仕事に従事していましたが、25歳で家業を手伝うため入社します。入社して数年は修理やメンテナンスなどの仕事をしていましたが、叔母が美容院を出店する機会があり、そのマネジメント役に抜擢されます。
 オープンまでの立ち上げや求人など行い経営に携わりましたが、経営の経験が無く、赤字や社員の離職もあり、結局2年で廃業してしまいました。そんな挫折を経験する中、リーマンショックが訪れます。
 自社の売上減少や大手との価格競争もある中で営業に奔走し、何のために仕事をしているのか、何のために利益を生み出すのかを葛藤しながら、同友会の宗守会員が経営する(株)宗重商店へ営業に行きます。そこで、宗守会員からは仕事の話よりも会社の魅力、強み、自社分析をしているかとの質問を追求され、そのときは何も答えられませんでした。
 2010年同友会に入会し、翌年経営指針講座を受講します。それと同時に当時専務が経営を任されていた(株)ヒサヤスの役員となり、2016年代表取締役社長に就任しました。事前に指針講座を受けたことにより、自社は何のために経営するのか、取引先、地域環境への貢献や改善に対する自社の存在意義などが明確になり、経営理念を成文化したことで、すぐに承継の覚悟が決まりました。
 承継後は、お客様の「困った」をトータルサポートするという理念のもと、お客様へのニーズに対する提案で、まわりの環境、取引先の変化や改善を重要視しています。さらに解体業へ特化した事業を展開し、毎年の経営発表会では理念をわかり易く伝えられるよう都度改善を心がけています。
 現在、久安会員は青年部会長として、北陸青年経営者三県合同例会を大成功させるなど同友会での学びを広く伝えながら、お互いに尊重し感謝しあい社会に必要とされる会社づくりを目指しています。

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