企業訪問

【19.08.01】クローズアップ会員企業訪問(24)

安全・安心・快適な旅で地域ナンバー1を目指す

 \; 株式会社丸一観光
執行役員 企画室室長 木下 恒喜 会員

 木下会員は製薬会社に勤務していた時、結婚の決意を固めてご両親に挨拶に伺った際に社長である木下徳泰氏より「長女の婿として跡継ぎになってくれないか」と言われました。予想もしていなかった申し出と観光バスや運送業の知識も経験もないことに大変悩みましたが、「一歩すすめば、必ず道が拓ける」と転職を決断して2年前に『みどりのバス』でお馴染みの(株)丸一観光に入社しました。
 同社は運送業から始まり、観光バス事業を柱として成長し、様々な事業を手掛けながら「他社がやらないことを真っ先にやる」をモットーに新システムの導入を図り、近代化・合理化を進めてきました。また、どこよりも早くインバウンド事業に参入することや、地元石川と東京ディズニーリゾートを結ぶ高速乗合バス事業などの新しいサービスを提供することにも力を注いでいます。中でも最新の衝突回避支援機能システムを、保有する全てのバスに搭載すると共にドライバーに継続的な安全教育を行っています。この取り組み等が認められ、安全性評価認定制度の最高ランク3つ星の認定を受けています。お客さまに安全・安心・快適な旅を提供して地域?1の観光バス会社を目指して日々努力しています。
 昨年8月に地元のニーズに応え、グループ会社によって「コメダ珈琲店七尾店」をオープンさせ、今年6月にはイオンモールかほく店もオープンし、地域に愛され信頼される企業を目指しています。
 木下会員は白山市出身で七尾には知人もいない中で、仕事を覚え会社に慣れ、人脈を増やして地域との繋がりを大切にすることが求められています。
 昨年7月に現社長から名義変更で同友会に入会し、青年部会主催の勉強会に参加して、若手経営者が課題に対して真剣に熱く語り合う光景を目にして、今までの自分に足りないものに気づき、青年部会にも入会しました。能登支部例会においても「先人が布設した後継者のレールをひたすら進むだけでは、よい会社・よい経営者になれず、よい経営環境も作れない」ということに気づかされました。乗務員不足・新卒社員の採用・トップダウンに頼る企業風土の改革など、経営課題にも積極的に取り組みながら、6月からの「経営指針成文化講座」にも参加し学びを深めています。
 持ち前の明るさとチャレンジ精神で、社員と共に自らも成長することの大切さを熱く語ってくれました。

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