企業訪問

【15.06.01】「同友会の学びを活かして」(1)

同友会運動が、自分を変え、自社を成長させる

   山下 勝巳 会員
㈱拓建ホーム 取締役部長

第一回青年部北陸三県合同例会が初めての関わりだった。全国の青年経営者との討論から、全国と石川との運動の目的、理念の浸透に大きな違いを感じた。自分を成長させるために、自社の経営環境をより良くするために、何を考え何を学び何を実践すればよいのか、多くの経営者と議論した。全国の同友会で学ぶ経営者は「人を生かす経営」「労使見解」を真剣に考え実践している。自分が同友会に入っているにも関わらず、同友会の目的を理解していなかったのが恥ずかしいと感じた。
 同友会で学んだことは、自社で社員に話し、共有できるようにしていきたい。また、社員とコミュニケーションを図り、同友会で学び創り上げた経営指針を浸透したいと思う。
 各支部例会、グループ会、青年部会例会に参加した。全国大会は青年経営者全国交流会には参加していたが、それだけでは駄目だと思い、定時総会、中小企業問題全国研究集会にも参加するようになった。
 富山同友会の指針講座に参加して「何のために生きているの?何のために経営しているの?あなたにとっての社員の幸せは何ですか?あなたにとってお客様は誰?」と言われ続け、今でもこのことを考え行動している。そして多くの経営者仲間に伝えている。これも使命と感じている。
 中同協では、青年部連絡会初代副代表、中日本青年ブロック長をさせてもらい、全国で仲間がたくさんできた。
同友会運動に参画して、何度も多くの経営者と膝を突き合わせて議論することで、自分自身が変わりはじめた。自分が気づいたことを、経営指針に落とし込み、経営指針を浸透していくことで、社員が気づき、互いに人の話を聞き、未来を見据えることの出来る企業に変化していったと思える。
 「国民や地域と共に歩む中小企業」として自社を見つめ、豊かな国民生活の実現に貢献し、労使の信頼関係こそ企業発展の原動力であると考える企業が一社でも一人でも増えれば、地域が良くなっていく。その為にも、二〇一六年九月十五~十六日に行われる第四十四回青年経営者全国交流会(石川)の開催によって同友会の認知度を上げ、多くの経営者たちと更に議論し、共に学び共に運動を推し進めていきたい。 今後も自分と自社を成長させるために、同友会運動から学んでいきたい。

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