企業訪問

【19.03.01】クローズアップ会員企業訪問(19)

ホールディングス化で個々の能力を生かす

 \; 株式会社アトラスホールディングス
最高経営責任者(CEO) 松多伸悟 会員

 (株)アトラスホールディングスは、整体事業を軸とする(株)アトラス、健康事業を軸とする(株)アプサライ、トレーニング事業を軸とする(株)チャレンジの3本の柱を主軸として経営しています。
 父親は小松市で5代続く建材卸売業を営んでいましたが、約30年前に会社を売却することになりました。当時松多会員は後継者で、売却先の会社に従事する道もありましたが、海外事業のミャンマーの企業1社を残し、一から起業する道を選びました。
 現在はミャンマー国内で事業展開している日系の企業向けに、現地で生産した建築部材の販売・施工や、道路に白線を引く工事及び運搬業などを行っています。ミャンマーに限らずアジア圏の人と仕事をする上で大切なのは、日本人の仕事に対する考え方を押し付けず、それぞれの国における仕事に取り組む姿勢や考え方を理解することです。最初は従業員が急に辞めるなど苦労しましたが、考え方を理解することによって対処の仕方などを学びました。今後も経験を活かして、日系企業の事業をサポートしていきます。
 学校の運動部や地元プロスポーツチームにアスレチックトレーナーを派遣し、チーム内で負傷した選手のサポートや、ケガ予防のためのトレーニングメニューを考案しています。サポートチームの全国大会出場など結果も出てきました。今後の部活動は指導者と選手を繋ぐ役目として、アスレチックトレーナーの役割は非常に重要になってきます。これからも選手をしっかりサポートして選手やチームが活躍し、地域が発展していくことに貢献していきたいです。
 現在グループの経営体制として、小規模な企業のホールディングス化をおこないました。従業員の中で能力が高く経営者を目指す者には、バックアップし関連企業の代表にしました。個々の能力を生かし会社がより成長していくと考えます。経営者や後継者は積極的に同友会に入会し、よい会社・よ
い経営者になることを学んでいます。3つ会社でそれぞれの事業をしていますが、グループ全体をまとめるために、共通の経営理念を共有しています。また、事業の方向性を示すために、経営指針書を作成し毎年発表会を行い実践しています。

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