企業訪問

【21.12.01】事業承継(65)

看板は会社の顔

 \; その井看板  
代表 園井 肇 会員

■デザイン業と看板業のギャップ
 各種看板の企画・デザイン・制作・取付けを行う同社は、昭和29年に祖父が創業し、2代目父、3代目園井会員で今年67年目を迎えました。
 東京デザイナー学院卒業後、東京駅等駅構内のデザインを手掛ける会社に入社。その後、家業で従業員3人が辞めていくなど様々な問題が起こり、2年間勤務した会社を退社し、22歳で地元へ戻りました。家業に就いてからは、1mmから1cmの世界になりました。扱う物の大きさ、取付けの体力が違い、デザイン業と看板業のギャップに直面しました。家業では、手書きの時代から仕上がりがきれいでスピードに対応できるプロッタ機やインクジェット印刷機を導入し時代の変化に対応しました。

■同友会での出会いに感謝
 先行きの不安、井の中の蛙、人前が苦手という課題を抱えていたため、当時の会員に誘われ平成6年、26歳で同友会に入会。今年で27年目となりました。30歳の時に同友会会員の紹介で奥様と出会い結婚。先輩会員から子供ができたら「PTAなど“役を頼まれたら断るな“」と言われたことが頭の片隅にあり、出来る限りPTA、地域のために力を注ぎ、人との繋がりができました。
 同友会で数々の助言をもらった園井会員が、一番心に響いた言葉『時を守り、場を清め、礼を正す』は、その後も常に頭の片隅にあり自らを律してきました。

■10年ビジョンに向け指針講座受講を決意
 令和元年51歳で南加賀支部の支部長となり、その時自身の例会報告で、自社の課題や10年後のビジョンについて語りました。数々の目標の中には、「事業を承継し代表になる」「いつか自分と息子、女房と共に仕事をする」といったことを掲げていました。44歳の時に父親と意見のぶつかり合いにより、覚悟を決めた日から8年の時を経て、昨年代表となりました。
 自社の課題は山積みですが、今年の秋から奥様が同社に入社。共に経営に携わることとなった今、10年ビジョンに向けて少しずつ階段を上り始めています。また、今回の取材を受けて改めて自社を振り返り、新たな目標を掲げ、経営指針講座の受講も決断しました。
 幼少期に今は亡き創業者である大好きだった祖父に会社を継ぐと約束し、祖父が口癖にしていた「看板は会社の顔」の言葉は2代目父に伝えられ、いま園井会員の心に深く刻まれ、名刺等にも書かれています。取材を経て、創業者の想いはこの先も代々受け継がれていくだろうと感じました。

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