支部の活動報告

【23.06.26】6月支部例会(能登支部・南加賀支部・金沢駅西支部)

地域と共に歩む企業づくり

 \; ■能登支部 能登食祭市場 6月15日(木)
報告者:舘 喜洋 会員 農事組合法人北辰農産 代表理事

 白山市鶴来で農業法人をしている舘会員。自社事業である農業を通して、同地域の活性化に繋げていく活動を地域・行政・学校と共に連携して行っています。農作物を生産するだけではなく、販売も自社で行い、県・白山市・地域の商店とも連携した商品づくりをしています。
 子供たちの農業体験や、給食での地産地消、帰宅時の児童を店舗で預かるなど地域の未来を豊かにする活動や、災害時の食料供給・炊飯器具の貸し出し、消防団・公民館との連携など地域のBCPにつながる「自社が地域にできる活動」も行っています。
 食料自給率上昇などの課題に取り組みながら、「地域づくり=未来づくり」を進めていきます。

観光の視点で地域をよくする

 \; ■南加賀支部 旅亭懐石のとや 6月23日(金)
報告者:桂木 実 会員 (株)のとや 代表取締役社長

 「地域と共に発展する企業とはどういったものなのか?」をテーマに行いました。
 桂木会員は、粟津温泉で自分が頑張って一番になることを目標に、チャレンジャー、ニッチ、フォロワーを要とした取り組みで15年で実質一番になりましたが、気づくと自社だけになっていました。まちに活気がなくなり一番にも意味がなく、もっとまちをよくすることに取り組んでいればよかったと振り返ります。創業700年、これからも愛され続けていくには、自社だけではなく地域も共に発展していかないと未来はない、地方創生=観光と考えて、観光の視点で地域をよくすることに関わっていきたいとのことでした。
 グループ討論では、自社の発展と地域との関わり方、共に発展するにはどうしたらよいかをそれぞれの立場から考え、できることを深掘りしました。今までと違う視点のテーマで、活発な例会となりました。

多様性に対応できる企業づくり

 \; ■金沢駅西支部 金沢未来のまち創造館 6月26日(月)
講師:松中 権 氏 一般社団法人金沢レインボープライド 共同代表

 多様な現代社会において、様々な働き方が急速に企業にも求められています。今回は「変化が速いこの時代に対応できる企業を目指す」支部方針の下、LGBTQ+にフォーカスし、多様性に対応できる企業づくりについて学び合いました。
 報告者の松中氏は、自身の生い立ちや、差別や偏見の中で育ってきたことを赤裸々に話されました。また自身が性的マイノリティの当事者であることをカミングアウトするまでに至った経緯、これから自分に与えられた使命や今後のビジョンなど、50名を超える参加者を前に報告しました。
 北陸は他地域よりもLGBTQ+への理解度、寛容度が突出して低いとされています。まずは我々経営者が現状を認知することからスタートし、どんな小さなことからでも、できることから始めようと誓った例会でした。

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