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代表理事あいさつ

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代表理事 絹川 善隆

第50回定時総会ならびに第1回理事会でのご承認を頂き、2025年度代表理事を仰せつかりました、絹川 善隆です。皆様、昨年に続きどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、昨年能登半島で起きた大地震は人の命の大切さと事業を継続することの重要さを改めて強く意識づけるものでした。また、昨今ではお米をはじめとする、物価上昇は、人々の生活に直結する大きな問題となり、生活を圧迫するものになってきています。企業努力によりあらゆる工夫をし、価格を抑えつつ社員への賃金を上昇させても、それに追い付けないくらいのペースで物価が上がり続けているのです。その他にも経営環境をとりまく状況は日々めまぐるしく変化し続けています。こうした状況の中でも、私たち経営者は企業を維持発展させていかなければなりません。この難局を打破するためにも、中小企業経営者は労使と共に手を取り合い、自社の企業経営を改めて見直し、国民や地域と共に歩む中小企業としての責任と自覚を強く意識づけ行動していきましょう。

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私たち中小企業同友会は「一人ひとりのすばらしさが発揮できる企業づくり」を進めています

中小企業家同友会は 47都道府県にそれぞれ独立組織を有し、約4万7千社の中小企業経営者が加盟する経営者団体です。石川県中小企業家同友会(略称、石川同友会)は、1976年(昭和51年)5月に発足し49年を迎えます。中小企業経営者が自主的に参加し、皆で運営して、経営体験を本音で語り、学び合い、経営者として・人間として成長する学びの場・成長の場です。活動の目的を3つの目的「よい会社をめざす よい経営者になろう よい経営環境をめざす」とし、その実現に向けて様々な活動を展開しています。

県内6つの支部では支部ごとの例会やグループ会を行い、経営課題の討論や企業訪問等を行っています。全体行事として「経営者フォーラム」や「CONNECT DAY」等を通してお互いの経営体験交流も行っています。また、人を生かす経営の実践として委員会活動では、経営指針づくりや社員共育、共同求人、障害者問題、地域政策、環境経営、大学との連携等をすすめ、国民や地域と共に歩む同友会型企業づくりをめざしています。各全国大会では、全国の優れた活動や経営体験から教訓を汲み取り、経営に役立つ中身のある活動をすすめています。

新たな石川の未来へ、私たち中小企業家が明日の未来を切り拓く!
~同友会運動の新しいステージへ~

2025年度石川同友会では、「新たな石川の未来へ、私たち中小企業家が明日の未来を切り拓く!~同友会運動の新しいステージへ~」をスローガンに掲げました。本年は労使見解から50年の節目の年です。あらためてこの労使見解を見直すと、4番目に賃金と労使関係についての章がありました。50年前からも同友会ではこのことに触れていたのです。私は、「人を生かす経営」こそ、難局を乗り越え発展する力になると感じました。また、地域の中小企業経営者は地域の経済人であります。私達は地域経済人としての自覚をもち、私たちの経営が地域に及ぼす「善い影響」をつくることが大切だと思っております。小さな単位でもたくさんの企業が地域経済をつくれば大きな地域の発展につながります。会員企業のステージアップで地域経済をつくっていきましょう。
「私たちの行動が未来をつくる」この言葉を本年度も大事にしたいと思います。皆様、本年度も引き続き、自らの企業を守り発展させ、国民や地域生活の向上や日本・地域経済の発展に寄与し明るい未来を創っていきましょう。どうぞ宜しくお願いいたします。