委員会活動
環境経営委員会 第1回 北陸3県合同学習会
「環境経営の取り組みの流れと実践事例の紹介」

報告者:石川同友会 環境経営委員長
櫻井 浩一 氏((有)インテグレイ テッドシステムズ/代表取締役)
10月3日、富山県・石川県・福井県の北陸3県の環境経営委員会による初の合同学習会が開かれ、経営者ら17名が参加しました。地球沸騰化と言われる時代に入り、環境問題は待ったなしの課題。各県で環境経営の浸透が進みにくい現状を共有し、解決の糸口を探る場となりました。
報告では、10年前から始めた能登の地域資源(ふぐ)を生かした取り組みで1万7千トンのCO₂削減につながった事例を紹介。「お金がかかる環境経営から、お金を生み出す環境経営へ」と発想を転換する大切さを呼びかけました。
グループ討論では、「エネルギー使用の見える化」や「煙突からでる熱の再利用」に関する取り組みなど、現場での創意工夫や各社が抱える課題が共有されました。
次回は福井県で開催予定。北陸3県が連携し環境経営を通じて持続可能な社会をめざして歩みを進めます。