支部の活動報告
金沢中央支部 11月例会
「 共に育つ経営 」
報告者 吉田 章 会員 （野々市運輸機工㈱ 代表取締役社長）
11月18日（火）ITビジネスプラザ武蔵で他支部会員・ゲスト参加を含む46名で開催しました。
吉田会員は同友会入会当初は「運送業とはこういうものだ」と思い込み、問題に正面から向き合わなかったと振り返ります。当時退職する社員の衝撃的な一言や、同友会の経営指針講座での「社員を見下している」との指摘、祖父の「会社があるのは従業員のおかげ」という言葉に心を揺さぶられ一念発起。社員との対話を重ねて経営理念の発表、職場環境の整備、チーム化、デジタル化など多角的な改革に着手した結果、会社は徐々に好循環へと歩みを進めていきました。
社員との向き合い方はさまざまですが、“共に育つ”起点は経営者自身であり、向き合い続ける姿勢の大切さをあらためて感じる報告でした。グループ討論では「社員と信頼関係を築けていますか？」をテーマに各々の課題を通して報告をさらに深めることができ、まさに“共に育つ”学びを実感できた例会となりました。