障害者問題委員会 障害者雇用ミニ勉強会に参加
ともに働く未来を考える


3月17日、障害者雇用に関するミニ勉強会が開催され、障害者問題委員会から7名が参加しました。勉強会では、京都同友会ソーシャルインクルージョン委員会の取り組みや石川県内における企業と支援機関の連携事例について、一般社団法人スタークリーン&チャレンジドサービスいしかわ(石川同友会後援)の下出 美香 会員(南加賀支部)が報告しました。
京都同友会が進める「CoCoネット」は、障害者の就労支援を企業主体で取り組む組織として現在200社が参加しています。企業自らが積極的に実習受け入れを行い、参加企業は年々増加。今年で活動11年目を迎えました。実例として、障害者を実習に受け入れた企業で、当初は正規雇用を躊躇していた社長に対し、社員から「ぜひ雇用しましょう!」との声が上がり、採用に至ったケースが紹介されました。また、一人ひとりの特性を生かした仕事に就く“マッチング”の重要性も強調されました。一方で、後継者不足・活動をより多くの地域へ広げる必要性・職場定着や戦力化の難しさ(離職率71%)といった課題も共有されました。さらに、特性を理解し、丁寧に話を聞き、相手を知ろうとする姿勢の大切さ、そして、心理的安全性を確保し安心して働ける環境づくりが定着や成長につながることが示されました。
報告会のあとに行ったディスカッションでは、「今回のイベントには実際の経営者が少ないですね」という声が参加者からあがりました。これを受けて藤井障害者問題委員長は、経営者への呼びかけは企業側や同友会が担うべき重要な役割であると述べ、年内に同友会と就労支援事業所が連携して取り組む“コラボ例会”を開催する方針をその場で示しました。会場からは温かい賛同が寄せられ、今後の連携強化に向けた前向きな一歩となりました。
今回の勉強会を通じて、障害の有無にかかわらず雇用に関して大切なことは共通しており、対話を通じて互いを理解し合う姿勢が不可欠であると感じました。